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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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面白くないことばかり、通院の日々。


通院をしていると、楽しいことは少ない。
なぜならば、自分の不注意と不勉強が原因で、悪い結果になっているから。つまり、自分自身の愚かさに愛想がつきるのである。

また、先生の言うことに納得はするものの、知らなかったことなので、何となく抵抗を感じる。私は『十王経』に書いてあることを思い出す。

そこには、愚かで無知だったために罪を犯し、閻魔大王ほかの取調官に糾問される哀れな人間が描かれている。散々な目にあわされて、それでも「私は知らなかった」と言うのである。しかし、係官は

「前の世(せ)でも、その前の世でも、その前の前の世でも、ずっとそうだった。同じことの繰り返しではないか」

と言って責めさいなむ。
何となく、そんな感じ。

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