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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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考えてみれば、今まで無為の連続。


無為は「むい」のほかに、「ぶい」とも読む。
ふつう、「何もしないでブラブラしていること」だが、「ぶい」と読むときは「自然にまかせて、人為をくわえないこと」。
『老子』には「無為自然」(むいしぜん)と言って、「知識や欲望をもたないで生きること」を説いている。また、支配者がとくに何もしなくても、人民が自然に教化され、国が統治できることが好ましいとも説く。

私(rik)の場合、無為はむしろ無意味に近い概念となる。
そして、生まれてから今まで、ブラブラして意味のない生活を繰り返してきたことに気付く。ぼつぼつ古希を迎えるにあたって後悔をするのだが、今さらどうすることもできない。

少なくとも安心立命を確立してから、この世の生を終えたいと考えている。
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治らない病気、ほとほと持て余しけり。


なかなか治らない病気は、困ったものである。
通院をして、いろいろとやってみたがダメ。まったく方法がわからない。最近になって、ほとほと持て余してしまった有様。

どうやら私(rik)の体内に入ったパラサイト軍との長期戦のようである。
それは宗教や思想が違う民族が、利権などに関して長期的にゲリラ戦などをしているのに似ているのだろう。互いに自分のほうを正当化する。そして、聖戦などと言ってすべてを犠牲にしても戦い続ける。

おそらく、私の体内に住み込んだパラサイトは十字軍の騎士よろしく、破壊活動を正当化しているのだろう。そして、相手がアウトになるまで戦い続ける。
困ったものである。
求められないことをする無意味と愚か?


求められないのに、自分の考えで何かを相手に押し付けたり、一方的に物を与えたりするのは考え物である。なぜならば、相手が求めているものと異なったものは、逆に迷惑になることが多いからだ。

『荀子』だったか『荘子』だったか、あるいは他であったかを忘れたが、「幼い子どもが井戸に落ちかかっているときに、思わず駆け寄って助ける」というのがあった。性善説か何かの説明の箇所だったと思う。そんな瞬間的な判断を除いて、何かを意図的にすると、思わなかった結果を生じることがある。

とくに利害関係が逆になることには、留意をしなければならない。
慈善のために金銭や物を施すのも、結果的に必ずよくなるとはかぎらないようである。
人生の意味、知りてより心安らぐ。


それなりに、何とか人生の意味がわかった。その驚くべき結果に、我ながら最初はちょっと疑問を抱いたのだが、……

絶えずあくせくと捜し求める。そして、右往左往する。
また、回りの人に気を使う。つまり、右顧左眄をするのだ。
そんなために、落ち着きがない。

若かったころは、いつもそのような感じではなかったか。
しかし、諦めというと間違っているが、最後は悟りのような心境になるらしい。
シューベルトの『冬の旅』という歌曲集がある。フィッシャー=ディスカウの歌ったCDをよく聴く。すると、最後に「辻音楽師」というのがある。何となく聞いていると、その心境がわかるような気がする。
意味などは、脳のもたらす幻影なのか?


「無意味の意味」を考えてみて、「脳のもたらす幻影」ではないか? と、そんなことから、またいわゆる「人生には、とくに意味がない」などとも気付いたのは、すでに66歳を過ぎたころ。もっと早く気が付くべきであった。

むろん、40歳代、そして還暦のころにもそのような感じがおぼろげにしたことが何回かある。しかし、あまり頭脳明晰ではない私(rik)は、うかつにも気付くのが遅かった。

操作をされた現代社会。つまり、経済をはじめとしてあらゆる仕組み、例えば競争・戦争・資本主義や近代社会などの巧みに作られた策略の中に置かれている。
何となく飼われているニワトリと同じではないか。おそらく、フィアフィル=マアソン(フィアフィル魔亜尊)の仕業であろう。
ニワトリの飼い方などと、比べてみたり。


ケンタッキーにある広い養鶏場。たくさんの鶏(ニワトリ)がいる。しかし、彼らは白い背広を着てでっぷりと太った笑顔のカーネル=サンダースおじさんが考えていることなどを知るよしがない。

実は、その養鶏場で何が行われているか、私(rik)は知らないんだ。
そこで、一般的な話。まず、放し飼いの場合。ある程度の自由はある。
しかし、よく見ると毛がないのがいる。他のニワトリがつつくからである。それでも、いじめられたニワトリは仲間のほうによろよろと近づく。そのようなのを入れておかないと、ストレスがたまってしまうらしい。
楳図かずおの『まことちゃん』には、美人コンテストのときに引き立つように一人だけ見劣りのする小さな美佳ちゃんを入れたと企画者に言わせている。

個別に、檻で育てる方式もあるらしい。餌などは、ベルトコンベアで運ばれる。さらに、運動をする必要がないので、ひよこのときに両足を切断してしまうとか、……
インスリン、不足しがちな身体(からだ)愛(いと)しむ。


なぜだろうか。身体が失調してしまって、食後にインスリンが満足に分泌しないらしい。そのために、いつまでも血糖値が高いことがある。つまり、尿糖が数時間「+++」(2000mg/dl)くらいの価になってしまう。

その結果、うつらうつら。気分も朦朧としている。
以前は2時間で「検出限界以下」に戻ったのであるが、最近になって6時間も戻らないことがある。
おそらく、ホメオスタシスが入院・手術後に失調してしまったのであろう。
非常に困ったことである。なぜならば、この状態が続くと失明をしたり、やがて廃人になったりしてしまうからだ。また、認知症やアルツハイマー病を発祥する懸念もあるらしい。

早めに、何とかしなければならない。
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