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rikの新句(十九音)独り言。固定概念にはとらわれず、現時点で「生きている証明」をしました。
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何となく不安な気配、キリコ『輪回し』。


ジョルジュ=デ=キリコ(Giorgio de Chirico 1888~1978)はイタリアの画家。幻想的で、神秘的な形而上絵画を残し、シュールレアリスムの先駆者と言われる。

私は『街の神秘と憂鬱』という絵を見て、何となく不安な気配を感じる。左右の建物の影のアンバランス。暗いほうの壁ぎわに、扉が開けたまま放置されている囚人車。そして、中は空っぽのようだ。左手前から髪の長い女の子が、輪回しをして走っていく。

その先には、背の高い男の影が不気味に映っている。女の子に、何もなければよいが。これは、何となく心に住み着くような画だ。私には映画にも、そんなイメージがあった。例えば、『かくも長き不在』。
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